百条委員会設置の申し入れ
2017.10.08
百条委員会設置の申し入れ
長野県議会議長 垣内基良 様
日本共産党県議団
団長 小林 伸陽
団長 小林 伸陽
7年間にわたって行われた大北森林組合補助金不正問題は2015年1月に公表されました。かつてない県政史上の不祥事にたいし、すでに2年9ヶ月にわたり日本共産党県議団は全貌の解明を求めて取り組んでまいりました。
この間、県による検証委員会、大北森林組合および元専務の訴訟、損害賠償請求にかかわる法的課題検討委員会、再発防止のためコンプライアンス推進がされ、県議会においても、本会議、総務委員会はじめ、林務委員会において参考人招致や集中審議もされました。しかし、求める資料の開示もされず、林務委員会審議にも制約があり、いまだに事案の解明がされたとはいえません。
県民から出された地方自治法100条に基づく調査特別委員会の陳情は昨年9月議会から5回にわたり農政林務委員会で継続になり、県議会の役割が問われる事態で、これ以上の継続は許されるものではありません。
長野県議会として大北森林組合補助金不正問題解明のため、議長のイニシアチブで百条委員会の設置に尽力されることを申し入れるものです。