沖縄へ
2013.02.11
普天間基地
トーチカです。2~3人の兵士がわずかな穴から機関銃を出してアメリカ軍の攻撃に応戦。
2月11日(月)
私は沖縄は初めてです。長野の朝は氷点下、沖縄の予想最高気温は20℃以上になるというので、さすがに真冬のコートはやめました。
午後1時半過ぎに那覇空港に到着。沖縄の平和委員会の与儀さんが出迎えていただき、レンタカーに同乗していただきながら普天間飛行場が見える嘉数高台へ。あいにくの小雨の中、知念吉男宜野湾市議にもご一緒していただき高台から見ると基地内にオスプレイが3機。市のど真ん中に基地があり、基地の周りは学校・病院・市役所はじめ住宅が密集していることが一目瞭然でした。「世界一危険」な基地に安全性に疑問だらけ、墜落事故を繰り返しているオスプレイ配備が強行され沖縄の人々の怒りは大変なものです。
日米両政府に対する"オール沖縄"の怒りをぶつけるために、1月28日には、「沖縄は目覚めた。もう元には戻らない。日本国もどうか変わっていただきたい」(翁長雄志・那覇市長)―。1972年の沖縄の祖国復帰以来最大規模の大要請団、全41市町村の首長や議会議長(代理を含む)、県議がそろって上京し、安倍晋三首相らに米軍の欠陥機オスプレイの配備撤回を迫りました。(しんぶん赤旗より)
嘉数の高台にはトーチカという鉄筋コンクリート製の防御陣地や手掘りの豪など戦争の遺跡もあります、
普天間飛行場から、嘉手納飛行場へ。こちらも広大な米軍基地が目の前に広がり、F-15はじめステルス機のF-22Aが見えました。さらに飛行場を取り囲んで嘉手納弾薬庫、巨大な古墳のような形の貯油施設。ここでも基地が一番いい土地を住民から収奪し、土地を奪われた住民が基地の周りの狭い住宅街に押し込められていました。その頭の上を我がもの顔にF-15が爆音を立てて飛び回っていました。