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沖縄2日目

2013.02.12

やんばるの森

ヘリパッド建設反対の座り込み

2月12日(火)
 那覇市のホテルから約2時間半。沖縄本島の北へ移動し、「やんばるの森」が広がる東村高江地区へ。昨日の平和委員会の与儀さんは朝八時過ぎには現地にいるからと電話あり、高江で合流。ここは北部訓練場(ジャングル戦闘訓練センター)でベトナムや中東などジャングル地帯へ殴り込みをかける海兵隊の訓練場として県内最大級の米軍基地(78.2k㎡)。ここもSACO合意で基地の縮小と返還が決まっているのですが、SACO合意は基地機能の移設条件付きでやんばるの森にすでにあるヘリパッド(米軍機の着陸地帯、構造は直径45m、周囲の無障害帯で直径75m)が22か所あり、返還される地区にある7か所に変えて新たなヘリパッドを高江地区を取り囲むように6か所建設するというところです。あんまりなやり方に地元住民だけでなく、沖縄県内にとどまらず全国から基地建設させないという座り込みや工事業者の見張りをする人たちががんばっています。ある人は2年間野宿のような暮らしで「野生化」したと与儀さんが言ってました。
 午後は、名護市辺野古の海へ。辺野古は普天間基地移設計画が持ち上がって以来、おじい・おばあ、地域の人たちの座り込みが続いています。ここも、SACO合意で普天間基地は危険という認識から宜野湾市から基地を撤去する方針になりました。しかし、基地を撤去ではなく・・・移設という条件付きでの合意であり、移設先がこともあろうにジュゴンなど豊かな自然が残っている辺野古の海を埋め立てて基地を造るというのです。こんな計画は誰が考えても道理もないし、理解も得られません。基地撤去のみを日本政府はアメリカに求めて欲しい。
 辺野古の視察のあと、那覇市内のホテルに移動。途中、せっかくの沖縄ということで首里城へ行きました。昨年、仲間由紀恵主演のテンペストにはまっていたので、首里城の中にいる間は沖縄視察の目的を忘れて、わくわくして見学してきました。

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