定例県議会前の知事申入れ
2012.09.05
9月20日開会の定例県議会前の知事申入れをしました。
さらに、知事申入れのあと教育委員会に対し申入れ・懇談をしました。
2012年9月5日
長野県知事 阿部守一様
日本共産党県議会議員団
団長 石坂千穂
9月県議会に対する申入れ
米軍機の低空飛行訓練中止を国に求めてください。
米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備と飛行訓練ルートについて県と関係自治体への国からの説明を求めて下さい。
安全の懸念が払しょくされない限り配備の中止を国に求めてください。
子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会の意見もふまえ、子どもの権利条例の制定に向けては、広く県民の意見を聞くなど、県民参加で進めてください。
必要な教職員の増員、老朽校舎の改修や耐震補強など、教育環境充実・整備のため予算の拡充をしてください。
老朽化した県営住宅の改修や新築が進まない状況であれば、民間アパートの借り上げを含め、住宅困窮者支援の対策を講じてください。
県の住宅リフォーム助成制度に加え、実施市町村の要望が強い住宅リフォーム助成制度への上乗せによる支援を検討してください。
矯正施設退所者の支援を行っている地域生活定着支援センターについては、国が今年度予算を拡充しているのに見合うよう、長野県も現行の3名から6名体制へと拡充してください。
福祉医療の対象年齢を中学卒業まで拡大してください。窓口無料化を展望し、当面500円の自己負担金を見直してください。また、利用者や医師会など関係者の意見を聴く機会を持ってください。
自然エネルギー元年に相応しい県としての戦略目標を策定し、自然エネルギー開発普及促進の予算を増額してください。
東日本大震災、長野県北部地震被災者の医療費減免の継続を、国に働きかけてください。個人の負担にならないように県の支援を検討してください。
2012年9月5日
長野県教育委員会教育長
山口利幸様
日本共産党県議団
団長 石坂 千穂
9月定例会前 教育委員会に対する申入れ
一連の教員不祥事に対処する教育委員会の基本的な姿勢は、現場の状況をよくつかむことを前提にしてください。
組織や制度を変えることで問題が解決するのかは疑問です。学校や教師が協力し合い、自信を持って教育に当たれるを研修を検討してください。また、非正規教員を減らし、正規の教員数を確保する努力をいっそう強めてください。そのためには、国にも強く要望してください。
校舎等教育施設整備の予算を充実させ、計画、実施のテンポを上げてください。
教室の冷房設備拡充のための支援を強化してください。
小・中・高、すべての学校の保健室に、クーラーを設置していただきたい。
教育費の父母負担やあ教職員の負担を減らすために、需用費の拡充を図ってください。同時に、不必要なやり繰りや我慢をさせないためにも、実費主義を基本とするよう検討してください。
いじめ対策については、子どもたちのSOSに耳を傾けられる体制の充実を図ってください。