2012年9月
9月28日(金)
一般質問終わりました。
今週火曜日からの4日間、県議会一般質問がおこなわれました。
今回の県議会は高村京子議員、藤岡義英議員と私の3人が一般質問に立ちました。
高村京子議員は、オスプレイの配備と長野県も低空飛行訓練コースになっている問題。オスプレイの飛行訓練と関連しているのか、最近の長野県内でのアメリカの戦闘機による低空飛行訓練について。県立高校・県営住宅の老朽化に対しての改修についてなど。
藤岡義英県議は、公契約条例について、県産材活用と住宅リフォーム。自然エネルギーについて質問
私は、浅川ダム、県立四年生大学について、貧困格差問題。教育に関連して質問しました。
私の質問はこちらです。
9月19日(水)
浅川ダム定礎式に5団体のみなさんとともに抗議
20日から9月県議会開会という直前に、浅川ダムの定礎式を行うというご案内を私は県議会議員として受け取りました。
けれども、浅川ダム建設は一貫して反対してきましたので、定礎式についても中止を求めダム建設に反対している5団体のみなさんと一緒に抗議行動をしました。
ダム本体直下に断層が幾筋もあり、周辺は地すべり地、さらに「穴あきダム」の設計そのものにも問題があります。そのうえ、浅川の治水という点からみて、河川改修された浅川が洪水によって流域に甚大な被害が及ぶのか。様々な観点から「危険でムダなダム」です。定礎式で知事は「一日でも早く完成するよう祈念する」と言われたそうです。ここまでくれば、もう「ダム反対」ということを言うなといわれているようですが、浅川の流域住民のみなさんは姿を現し始めたダムにいっそう不安を抱いているのではないでしょうか。知事自身が自らのことばで住民説明会を行うこともしないで進めることに、将来に禍根を残すことになると思います。
浅川ダムに関して9月議会で一般質問をします。
9月17日(月)
信州赤旗あきまつり―3500人
毎年恒例の信州赤旗あきまつりが松本市のやまびこドームで開かれました。今年は敬老の日と重なりましたが、それでも会場に3500名の参加者で元気あふれる「まつり」になりました。
私は安茂里民商のみなさんと一緒に「パンやはちみつ」などを売りました。結構がんばって・・・疲れました。

1区の武田りょうすけさん
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井上さとし参院議員
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北陸信越ブロック候補
藤野やすふみさん
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2区の北村正弘さん
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小池晃政策委員長の記念講演
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9月16日(日)
子ども・障がい者の医療費窓口無料化−県民シンポジウム
9月中旬というのに・・・朝から「雲一つない青空」でぐんぐん気温が上がるなか、長野市信里小学校と信里地区市民運動会は午前8時20分から入場行進、8時半から運動会開会でした。小学校の児童数が減って信里では小学校と地区の合同運動会が毎年開かれています。私もお招きをいただき開会式に参加。その後、地区ごとテントをまわって選手・役員のみなさんにご挨拶しました。小学生は元気にかけっこ、綱引きでがんばっています。
そして、学校の横では信里地域の食材をつかって地域の女性が頑張っている「たんぽぽ」のみなさんが出張販売に見えて、私も去年食べてとってもおいしかった「煮たまご」といつも美味しい「おやき」と新商品の「ニラせんべいふう」のこなもんを買いました。
信里から戻って、細々した用事を済ませ、松本へ。
松本市勤労者福祉センターで福祉医療制度の改善をすすめる会が開いた「子ども・障がい者の医療費窓口無料化−県民シンポジウム」に参加しました。
今日のシンポジウムには中学卒業まで子ども医療費を窓口無料化した群馬県や年齢は中学までとはいかないまでも窓口無料に踏み出した山梨県からもパネラーを迎え、県内の歯科医師、精神障がい者の支援をしている団体、難病患者の会の事務局の方をパネラーに様々な角度から「福祉医療の窓口無料化」の必要性について考えました。
参加者は150名で、医療費無料は本来は国がやるべきことであっても現実は国が福祉医療の窓口無料に国がペナルティーを課している現状では、やはり地方自治体が取り組まざるを得ない課題であること。そういう状況下でも全国37都府県は窓口無料化になっていること。長野県で実現をめざして、今後も取組を強めていくことなどを確認しました。
9月県議会開会直前のシンポジウムに元気と確信を得ました。
9月8日(土)
緊急 オスプレイ問題学習報告会
通常国会が閉会しました。民主・自民両党はそれぞれ代表選・党首選でマスコミを賑わしています。さらに大阪の橋下維新の会も総選挙にむけて動きが激しくなっています。
総選挙をにらんで各党が動いているなかで、私たち日本共産党は国民の命・くらしを守る立場で一層、草の根の取り組みをつよめ、消費税増税を実施させない闘い。原発ゼロの日本を目指す取り組み。TPP交渉参加をさせない共闘などなどがんばっています。
そして、今日は緊急に夕方6時からトイーゴで、井上さとし参院議員を迎えて「オスプレイ問題学習報告会」を開きました。井上さとし参院議員は低空飛行訓練ルートの「ブルールート」の調査を8月19日におこない、米軍の資料から長野県の調査などを使い国会質問をしたことも踏まえて、あらためて「オスプレイの3つの危険」について資料も説明しながらわかりやすく報告してくださいました。
○世界で一番危険な普天間飛行場への配備の危険。
○繰り返し墜落事故をおこしているオスプレイそのものの飛行の危険。
○アメリカ海兵隊の増強を含め米軍再編の危険。
その、アメリカに対して日本政府は安保条約があるから何も言えないというのでは、一体どこの国の政府なのかと、学習会参加者に怒りが込み上げてきました。
また、県議団はじめ北信各地の地方議員の頑張りで町村長もオスプレイ配備と低空飛行訓練に反対する答弁を引き出すなど変化をつくりだしているようすが報告されました。
緊急の学習会で参加者がどのくらいか心配しましたが100名近い方が参加し、くいいるように井上さんの話をきいておられました。
9月5日(水)
9月20日開会の定例県議会前の知事申入れをしました。
さらに、知事申入れのあと教育委員会に対し申入れ・懇談をしました。
2012年9月5日
長野県知事 阿部守一様
日本共産党県議会議員団
団長 石坂千穂
9月県議会に対する申入れ
- 米軍機の低空飛行訓練中止を国に求めてください。
米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備と飛行訓練ルートについて県と関係自治体への国からの説明を求めて下さい。
安全の懸念が払しょくされない限り配備の中止を国に求めてください。
- 子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会の意見もふまえ、子どもの権利条例の制定に向けては、広く県民の意見を聞くなど、県民参加で進めてください。
- 必要な教職員の増員、老朽校舎の改修や耐震補強など、教育環境充実・整備のため予算の拡充をしてください。
- 老朽化した県営住宅の改修や新築が進まない状況であれば、民間アパートの借り上げを含め、住宅困窮者支援の対策を講じてください。
- 県の住宅リフォーム助成制度に加え、実施市町村の要望が強い住宅リフォーム助成制度への上乗せによる支援を検討してください。
- 矯正施設退所者の支援を行っている地域生活定着支援センターについては、国が今年度予算を拡充しているのに見合うよう、長野県も現行の3名から6名体制へと拡充してください。
- 福祉医療の対象年齢を中学卒業まで拡大してください。窓口無料化を展望し、当面500円の自己負担金を見直してください。また、利用者や医師会など関係者の意見を聴く機会を持ってください。
- 自然エネルギー元年に相応しい県としての戦略目標を策定し、自然エネルギー開発普及促進の予算を増額してください。
- 東日本大震災、長野県北部地震被災者の医療費減免の継続を、国に働きかけてください。個人の負担にならないように県の支援を検討してください。
2012年9月5日
長野県教育委員会教育長
山口利幸様
日本共産党県議団
団長 石坂 千穂
9月定例会前 教育委員会に対する申入れ
- 一連の教員不祥事に対処する教育委員会の基本的な姿勢は、現場の状況をよくつかむことを前提にしてください。
組織や制度を変えることで問題が解決するのかは疑問です。学校や教師が協力し合い、自信を持って教育に当たれるを研修を検討してください。また、非正規教員を減らし、正規の教員数を確保する努力をいっそう強めてください。そのためには、国にも強く要望してください。
- 校舎等教育施設整備の予算を充実させ、計画、実施のテンポを上げてください。
- 教室の冷房設備拡充のための支援を強化してください。
小・中・高、すべての学校の保健室に、クーラーを設置していただきたい。
- 教育費の父母負担やあ教職員の負担を減らすために、需用費の拡充を図ってください。同時に、不必要なやり繰りや我慢をさせないためにも、実費主義を基本とするよう検討してください。
- いじめ対策については、子どもたちのSOSに耳を傾けられる体制の充実を図ってください。
9月2−3日
北海道釧路市へ
9月になっても暑い毎日です。みなさんいかがお過ごしですか。私は、夏バテ知らずで、人が良いというあれこれの「ダイエット」もどきにチャレンジして・・・結果はなかなか顕れません。
2日朝、7時45分に小田切のFさん宅集合で阿部市議と一緒に今年の冬の間の除雪作業によって崩れた道路周辺の様子を見に行きました。市道なので私は直接は関わりませんが、除雪を請け負う業者がベテランオペレーターがいなくなったり、毎年やっていた業者が都合によって請け負わなくなったりしていることと無関係ではないので同行しました。
バタバタと旅支度をして11:09長野発で釧路へ。新幹線・飛行機を乗り継いで濃い霧がかかる釧路市に18時ごろ到着。
3日、9時から釧路市役所で生活保護率54.9‰(パーミル)・・・長野県は平均して5.3‰ですから、いかに釧路市の保護率が高いか、数字上ではっきりしています。けれど、釧路市では保護費を抑制するために水際作戦など生保の受給資格がありながら受けさせないようなことはしていないと、担当職員はきっぱりと言い。「経済情勢や雇用情勢を市でどうにかすることはできません。しかし、生活保護を受給している方々の支援をして扶助費を抑えることはできます。」ということで、市が取り組んでいる自立支援について説明をしてくださいました。思い切って釧路まで行ってよかったと思いました。
釧路市役所の視察のあと、NPO地域生活支援ネットワークサロンで幅広く事業展開しているうちの一つ、地域起業創造センターまじくるに伺い、NPO職員のAさんから活動内容をお聞きしました。簡単には書ききませんが、仕事おこしから、介護、障がい者支援、子育てなどなど20拠点をもって職員170名が働く??これがNPOですか!という驚きの内容です。でもNPOの基本理念「地域で誰もが生き生きと生活をおくるための」活動で、地域の方々のさまざまな“悩み”“つぶやき”“つぶやき”が生みの親。とにかくやってしまおうということでやってきた。いろんな人や行政をまきこんで元気にがんばっています。本当にびっくりです。
石坂さんと私は4日に県議会の公務があるため、高村・両角・藤岡県議と釧路駅前で別れ帰路につきました。
高村・両角・藤岡県議は明日の美幌の自然エネルギー視察のため、釧路から各駅停車の列車にゆられ網走まで4時間。お疲れ様です。