2011年7月
7月29日(金)
浅川ダム裁判 第7回

長年の事務局員の経験を生かし…? |
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浅川ダムの裁判も回数を重ね、第7回。
東日本大震災、原発事故から絶対に安全、大丈夫といい続けてきた「安全神話」が崩れ、さまざまなことが見直しを余儀なくされています。
今日は、大門弁護士が地質・断層、さらに地震について詳細に調査すべきところを、県が、調査を怠っているという観点で意見陳述しました。
そして、新しい進展があったことは、浅川ダム工事によって本体周辺の掘削によって、F−V断層が姿を現したことです。この断層が動くか、動かないか、いずれにしてもこのまま、断層を無視してコンクリート打設へ突き進むことは、将来に禍根を残しかねません。
私も6月議会で、浅川ダムの地質、断層の調査を繰り返し求めてきたが、県は70年代のボーリング調査、横坑調査以降は新たな地質・断層調査をせず、「穴なきダム」建設工事がされており、阿部知事になって見直しに期待したことも「机上」の論点再確認に終わり、ダム計画は問題なしということで工事は進んでいます。それでも、大震災後は、新たな知見で見直しをすべきだと質しました。
まだまだ、ダム問題は「正念場」8月6日には小坂共栄信大名誉教授を講師に「浅川ダムと地震」というシンポジウムを行います。先日は石坂さんと一緒に市内の団体等をまわって参加のお願いをし、今日はいままで私たちがいろいろなシンポジウムなどを開いたときに参加された皆さんにご案内の手紙も発送しました。ぜひぜひ、お出かけください。
7月28日(木)
小布施町の住宅リフォーム助成制度

木曜日は七二会で伊藤まさみさんと朝宣伝。明け方に強い雨音で目が覚めました。でも、朝宣伝に出かけるころには雨が上がるので本当にラッキー!です。19号線の明治橋付近で車からの応援も多くて嬉しいです。
そして、宣伝カーでそのまま小布施町役場へ。小布施では、経済対策として住宅リフォーム助成を今年2月補正で1000万円の予算で、(国のきめ細やかな交付金450万円を入れ)町内業者への発注という条件つきで、できるだけ煩雑な手続きをなくし、事業費5万円から、30%の補助率、限度額30万円で実施したところ、最初の1000万円は申請受付とほぼ同時に終るほどの好評で、その後、小布施町では数度の補正予算を繰り返し、最終的に1億円まで予算をつけました。お話を伺った時点までに5200万円まで執行し波及効果は4億円を上回っているそうです。機を逃さずに県も実現して欲しいと強く思います。
小布施から県議団控え室に戻り、11時から団会議。
午後3時過ぎからは、伊藤まさみさんと七二会で行動しました。もう少し、もう1軒と7時半ごろまで訪問しました。伊藤さんが原発から自然エネルギーへの署名をすでに1200筆以上集めています。今日も皆さん署名をしながら、原発に対して日ごろ考えていることを聞くことができ、今までとは違った顔を見ることができます。本当に大事な書名だと思います。県内で50万筆。長野は10万筆を集めようと目標を持っています。私たちもがんばります。ぜひみなさん、ご協力お願いします。
7月26日(火)
毎日があっと言う間です

22日、松代駅ホームで「ビア・トレイン」乗車前に記念写真 |

23日、阿部こうじ市議の市政報告会 |
先週、20日から22日まで委員会の中南信地域の現地調査に行って、長野に戻ってからのご報告を超カンタンにさせていただきます。
実は、先週22日(金)の夕方、長野に戻って松代―小布施間で運行された「ビア・トレイン」に伊藤まさみさんに誘われて乗車しました。長野電鉄の屋代線が来年3月で運行をやめるという方針で、長野電鉄では木島線についで2路線目の廃止の動きになっています。しかし、松代や若穂地域の皆さんが鉄路の存続を望み、今回はビアトレインと称して広く呼びかけ、3000円でビールなど飲み放題、お弁当つき、記念品の抽選会つきという企画をしました。私は車でしたので、残念ながらビールはいただきませんでしたが、屋代線に乗車する機会を持つことができ、楽しい時間を過ごしました。電車には地域や友だちなど誘い合わせた皆さんでいっぱいでした。こういう企画をして電車に乗る機会をもっと増やせばいいと思います。そして、松代と小布施はどちらも歩いて観光する名所が多いので、歴史と文化、そして美味しい名所を案内するガイドつきの企画をしたらいいと私は思いました。車窓から千曲川の東側の景色を眺めての約2時間。鉄路の廃止は考え直して欲しいと思いました。
23日は、午後2時から安茂里と午後6時から更北で阿部こうじ市議の市政報告会があり、私も6月県議会のようすや、原発から自然エネルギーへなど話をさせていただきました。
24日の午前は毎週の赤旗日曜版の配達。そして小田切地蔵平団地のつどい。お昼は定例の長野駅昼宣伝。(暑い〜)
25日は農政林務委員会の北信現地調査のうち、長野地方事務所での概況説明に地元県議として石坂県議と一緒に出席しました。我が会派の委員である藤岡義英県議も真新しい作業服姿でがんばっていました。
そして、午後4時から建設業協会長野支部の役員の皆さんと長野市・上水内選出県議との懇談会に参加しました。建設業の皆さんが日ごろから、災害や除雪など大変に地域に貢献していながら、近年は景気の悪化もあり民間の設備投資の減少と長野県では10年来の公共事業の事業量の減少、さらに入札制度の度重なる見直しと低入札等々で疲弊しているなかで、さまざまな努力をされています。そういう皆さんが現在の特に問題意識を持っている4点について資料等も提供していただき懇談しました。入札制度と労務単価の問題は以前から言われていましたが、今回は「公契約条例」についてお互いに認識の違いなどもあり話が噛み合わない部分もありました。今後も話し合いを重ねる必要があるし、県が公契約条例を制定していくのであれば、より良いものにするためにもっと研究と議論が必要だと思いました。(懇親会もそこそこに私は七二会の支部会議へ)
7月22日(金)
現地調査3日目
朝一番は、上松技術専門校。全国的にも数少ない木工科の専門校です。木工科と木材造形科で各20名定員の募集に対して、応募者は木工科22名、木材造形科68名だったそうです。そのため、木材造形科は25名の入学者をむかえ新年度をスタートし、基礎知識は45名で同じカリキュラムの授業をするそうです。
その後は、コースごと、課題ごと、個人の早さにあわせて指導して課題の作品を作り上げます。はじめは鉋(かんな)かけからと指導員の先生から熱のこもった説明を聞きました。

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国家試験二級の課題です |
7月21日(木)
委員会現地調査2日目
今日は台風一過の飯田市、朝から眩しい陽射しの中、午前中は太陽光発電パネルのセルを作っている三菱電機中津川製作所飯田工場と飯田市と中部電力の共同事業「メガソーラーいいだ」を視察しました。
今日の発電量は800〜900kw/hです。340世帯の電力と表示されています。6月上旬に共産党県議団でメガソーラーいいだを視察した時はあいにくの曇り空で、鐘はなりませんでしたが、今日は鐘が3つなりました。「あの鐘を鳴らすのはあなた」〜と言われながらね。
午後は飯田市街のりんご並木に建てられたエコハウスを見学。ふんだんに地元の木材を使い、太陽光・熱とも取り入れハイブリッド発電し、風や水、地中熱も生かした建て物です。 飯田から木曽路に入って木曽町日義の義仲館(やかた)へ、義仲公顕彰会長の神村透先生が朝日将軍義仲を熱く語られ、一時間近くのご講義をしっかり拝聴しました。

エコハウス前でご案内いただいた飯田市職員の方と |

エコハウスを見学
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義仲館
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7月20日(水)
環境商工観光委員会ー中南信現地調査

飯田合同庁舎横にある「飯田城桜丸御門」通称「赤門」 |

高森アルプスサーモン丼 |
台風6号は紀伊半島付近を時速20キロとゆっくり進んでいます。と、いうことで現地調査先の飯田市には夕方頃に接近するようです。大雨警報は出ていますが、雨は降ったり止んだりです。今日か金曜日まで主に飯田・木曽での委員会調査です。
飯田合同庁舎の食堂は平成20年から、地域食材を取り入れた「信州を味わう日」を毎月第3水・木・金曜日に工夫したメニューを提供しているとの事。今日のお昼ご飯は高森アルプスサーモン丼でした。
台風直撃を心配して当初は大鹿村に調査に行く予定を変更して、午後は地方事務所で調査です。環境モデル都市飯田市と周辺自治体14市町村のうち12市町村は個人住宅への太陽光発電設置の補助をしています。やっぱり、県もやるべきだと思います。
7月17日(日)
オレンジの入道雲
夕空にオレンジの入道雲が目に飛び込んできたので、この美しさを写したいと思いましたが、簡単には撮れませんでした。
緑のカーテンのゴーヤは、摘心をして横にも弦が伸び、「カーテン」になりつつあります。先日おたずねしたお宅では黄色い花が咲いていました。我が団ではまだ花は咲きません。
7月16日(土)
小池晃さんを迎えて
夏空の下、小池晃さんを迎えての演説会成功をと、最後は午後4時まで会場周辺で街頭宣伝や訪問・対話活動をしました。
6時開場の予定でしたが、時間になる前から参加者のみなさんが見えて早めに開場。1000名ちかい参加者の熱気あふれる演説会でした。
7月15日(金)
九電(九州電力)組織ぐるみ“やらせ”メールで思うこと
連日の猛暑のなか、小池晃政策委員長を迎えて行われる演説会のお誘いで汗を流しています。 九州電力玄海原発の2、3号機再開を目指して行われた、国主催の「県民説明番組」に九州電力が組織ぐるみで再稼働賛成の“やらせ”メールの投稿をした問題は、内部告発で日本共産党に情報が寄せられ、国会では笠井亮衆院議員、さらに鹿児島県議会や佐賀県議会、市町村議会でも追求し、さらにしんぶん赤旗がスクープ。ついに、やらせメール問題で、九州電力が社内調査をし、その結果「賛成」メールをしたのが141人と報じられました。 そして、この報道のなかで、“やらせ”メールは今回だけの話ではなかった。原発建設のときから社員を大動員して原発を推進してきたとようやくその事実、真実が報じられました。 私は、そういう報道を見るにつけ、どこでも同じようなことがあるものだと思いました。 長野県でも例えば、地すべり地、断層の存在が指摘され、さらに造っても内水被害に役立たない、「危険でムダな浅川ダム」でも、脱ダムの流れのなかで、ダム建設を推進する勢力側から、流域協議会や住民説明会などに多くの人が組織され、「ダム造れ」の大合唱がされました。
7月14日(木)
伊藤まさみさんとキャラバン

毎週木曜日の朝は七二会で朝宣伝。19号線明治橋付近で7時20分ごろから8時くらいまでやっています。車からの手振りが多いので朝から元気が出ます。 午前中は七二会で、キャラバン宣伝しました。やっぱり山のなかは風が気持ち良いです。暑い中、畑仕事をしている女性に声をかけると「福島で収束してもいないのに、それでもまだ原発なんて駄目。浜岡は地震起きる断層の上なんでしょ?」とさっそく署名をしてくださいました。その他にも年金の話などつきません。「しっかりがんばります」と応えて、背中を押される思いでした。あちこちで宣伝・対話しているうちにあっと言う間にお昼の時間になり、朝からノンストップで動き回ってお腹をすかせた伊藤さんと、七二会瀬脇にある「臼井」で日替わり定食¥700.をいただきました。メインのお料理も美味しいし、小鉢で副菜の品数も多くて大満足。伊藤さんも「ランチというより、お夕飯ですね。」とコメント。伊藤まさみさんは午後は信州新町へ。 私は、午後は七二会9条の会で事務局をしていただいているIさんの義父が急逝され告別式でお焼香をさせていただきました。その後、健康福祉委員会の現地調査が長野保健福祉事務所で行われたので、地元県議として同席し、保健福祉事務所と中央児童相談所の事業概要の説明を聞き、委員各位の質疑も拝聴しました。 さわやか信州省エネ大作戦のため、委員会の現地調査も保健福祉事務所は暑かったです。省エネ・節電は大事なことです。ですが、無理ながまんはいけませんね。やっぱりクールビズしないと耐えられません。
7月13日(水)
内水対策の申し入れ
浅川最下流の長沼・豊野地区住民有志と「長沼 浅川千曲川の治水を考える会」の皆さんが建設部長に内水対策で申入れしました。県議団から石坂・小林しんよう県議と私が同席しました。
7月10日(日)
梅雨明けー真夏の陽射し
朝から「暑い」そして、陽射しは「痛い」くらいですね。
午前は、16日(土)と間近に迫ってきた日本共産党演説会、開場はホクト文化ホール「原発ゼロへの展望」、弁士は小池晃政策委員長。さらに9月の長野市議選挙で立候補予定の6名の市議・予定候補もお話しする演説会。いつものように、会場周辺の地域でお誘いや宣伝をしました。
私は一人でノボリ旗をかつぎ、ハンドマイクを持って約1時間半の間に6回、街頭から宣伝しました。
(あまりの暑さに、お昼は「冷やし中華」だ!との思いが強くなり、スーパーで3食いり2袋も買ってしまいました。・・・買っただけでなく、お昼は息子と2人なのに3食分の麺をゆでてしまいました。)
午後は、七二会9条の会。会が結成されてから毎年、コンサートや学習会、講演会・映画会など多彩に企画して取組んできました。そして、今年は、長野県の9条の会の呼びかけ人のお一人でもあり、ご自身の沖縄戦の体験を「ちーちゃんの沖縄戦」という本にした親里千津子さん(安茂里在住)を招いてお話を聞く会を計画・準備する実行委員会に私も参加しました。会議のあと、署名活動をと思っていましたが、みなさんいろいろあって、今日は署名は中止・・・ということになりました。
夜、NHK大河ドラマ「江」で、二度目の結婚で幸せをつかみ、身ごもった江が、秀吉の命によって夫秀勝が朝鮮出兵の陣頭指揮をし、その戦のなかで秀勝が病死。そして出産というドラマのシーンに目頭が熱くなりました。
9時すぎもNHKから目が離せず「震災“液状化”の衝撃あなたの家は大丈夫?」を見ました。震災から4ヶ月、大震災・原発事故の報道のあいだに液状化ということも報道されてはいましたが、今回のNHKスペシャルをみて、世界で最大規模で液状化被害が起こっていた、その実相、さらに、東京湾沿岸のコンビナートなどで企業が被害の実態を隠していること、自治体も全容をつかむことができない、というより、液状化などについては報告の義務も把握する権限もないという驚くべき事実。これが、次の大きな余震。地震で大災害を発生する危険があると専門家が警鐘を鳴らしていることも含め、本気で対策を講じなければいけないことだと思いました。
さらに、東北で津波で鉄筋コンクリートのビルが横倒しになった映像も衝撃でした。地震で地盤が液状化し頑丈な鉄筋コンクリートのビルが次ぎの津波で横倒しになった、しかも地中にビルを支えるために打ち込まれていた支柱が抜けてしまっていたというのだから、本当に驚きより、怖さを覚えます。
高いビルへ避難しても、それが横倒しになったのでは、津波から命を守ることはできない。いったいどう対策を講じたらいいのか?
改めて、多くの自治体で防災の見直しが迫られることになるのだと思いました。そして、それは海岸周辺だけでなく、内陸部でも液状化の被害が発生していた事実が重く問いかけています。
7月8日(金)
新メンバーで初めての県議会でした

6月23日から約2週間。初当選の藤岡県議、両角県議は一般質問、委員会と初めてのことに緊張の連続だったと思います。お疲れ様でした。
でも、お二人とも、しっかりと準備して質問され、委員会も大奮闘されたようです。頼もしいかぎりです。私は2期目ですが、新人の奮闘にプレッシャーがかかります。(良いことです)
私もはじめて県議団の政策委員長という経験をしました。意見書は「被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書」(案)「原子力発電から撤退し、自然エネルギーへの政策転換等を求める意見書」(案)の2本を提案しました。
このうち「被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書」は自民党県議団も共同提案をしていただくことができ、すべての会派の賛成で可決されました。
肝心な「原子力発電から撤退し、自然エネルギーへの政策転換等を求める意見書」(案)は、賛成少数で否決されていまいました。ちなみに私たち以外で賛成されたのは、改革・新風から中川博司議員と続木幹夫議員、無所属改革の永井一雄議員、小林東一郎議員、さらに無所属の今井正子議員でした。改革新風で賛同署名をした吉川議員は退席、そして副議長の竹内議員も退席でした。
環境先進権をという阿部知事ですが、全国的に個人住宅へのソーラーパネル設置の補助制度がないのは長野県など9県だけです。また、経済効果が抜群の住宅リフォーム助成制度もまたまた「検討」との答弁。いつまで慎重な検討を重ねているのでしょう。実効ある制度を実施して欲しいです。
私は、ソーラー発電を促進するために、長野市が下水道の整備で水洗化を促進するために、市内の金融機関の協力を得て低利の融資制度その名も「水洗化ローン」を実施していることなどを紹介し、県が「ソーラーローン」などもやったらいいと提案しました。
いま、電力の買取について全量固定価格で買い取ることを国会でも議論しています。自宅消費の電気代よりソーラー発電の売電価格が多ければ、これが融資の返済にまわすことができます。「水洗化」よりもずっと、返済は楽にできます。そういうことも含めて、今後も積極的に提案型でがんばります。
みなさんもご意見、ご要望をお寄せください。
7月5日(火)
平和行進
朝は激しい雨音で目が覚めました。 火曜日は長野駅前の朝宣伝。こんな雨の中なのに・・・と思いながら支度をしているうちに、雨脚も弱まり、長野駅に着くころにはほとんど、雨が上がって・・・今日は蒸し暑くなりそうです。
7月1日に新潟県から引き継いだ平和行進。今日は長野県庁から歩いて、国道18号で千曲市へ引継ぎのコースと、国道19号で信州新町コースで次に引き継ぎます。
県庁前では県の国際課長がごあいさつされ、県議会議長からメメッセージがよせられました。
7月3日(日)
体が3つほしいです
今日は午後2時から、伊藤まさみはげますつどいと阿部こうじ市政報告会が重なりました。市議選は体が3つ欲しいです。