2010年10月
10月21日(木)
尖閣諸島問題について日本共産党の見解

建設業協会
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林業公社
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今朝は、久しぶりに19号線明治橋付近―七二会で朝宣伝。この場所に立って宣伝をしていると出勤する車から、手を振ってあたたかいご支援があります。
今日は、午前中はOさんと午後は中野さなえさんと「尖閣諸島問題について日本共産党の見解」という赤旗号外を持って団体訪問をしました。
尖閣諸島問題では、日本の領有は歴史的にも国際法上も正当であり、日本政府は堂々とその大義を主張すべきというのが日本共産党の立場です。
そしてこの問題では、日本共産党はすでに1972年に日本の尖閣諸島の領有は正当であるとの見解を発表しているが、この機会にあらためて尖閣諸島の領有の正当性について明らかにする。という見解を発表しています。
(見解は中央委員会ホームページへ)
ただ、いくら日本共産党の見解が良くても、多くのみなさんに知ってもらわなければ意味がありません。そこで、思い切って時間もとって団体などまわりました。
県知事・副知事から県議会の正副議長、はじめ全県議。教育委員会。国際課。長野地方事務所、北信教育事務所。国際交流推進協会。日中友好協会。国際親善クラブ。県弁護士会。歯科医師会。行政書士会。経営者協会。林業公社。建設業協会。信濃教育会。など、アポなしでお訪ねしましたが役員の方や事務局の方が気持ちよく対応してくださいました。
「日本政府は毅然と国際社会にアピールして欲しい」とか「大変いい資料があり、読ませていただきます。」など快く受取っていただき、少し時間をいただいてお話できたところでは「物知りになった。話しに使える」ということも含め、資料は参考になってよかったです。「国民は長い歴史のなかで文化交流をし、今後も友好を深めてゆくべき」と冷静です。中国側の態度も冷静になって欲しいし、日本政府は外交の力で対応して欲しいと思います。
夜は、18時から信州新町、20時から大岡で支部会議があり、出席したみなさんからたくさん要望や質問を寄せてもらいました。いままで不十分なことも多々ありますが、反省すべきは反省し、これからの活動に大いに生かして生きたいと思いました。
10月20日(水)
地元であたたかい励まし

県議団控室のお花は秋らしいです |
今朝は長野駅東口へ。都合により今朝は一人でノボリを立てて、ハンドマイクに「タスキ」で・・・まあ、こういうのもいいですよ。いままであんまり気づかなかったんですが、今朝はJR東日本の長野駅管理事務所のビルの窓からこっちを見ている人が・・・私の思い込みかな。
午前中は、駅から戻って私の地元を党のOさんにも協力してもらい、七二会のご近所に改めて「先日2期目に挑戦する会見もしました。来年の県議選挙でまたお世話になります。」とごあいさつにまわりました。平日の昼前でもわりと家にいる方が多くて、世間話に花が咲いたり、温かい励ましをいただいたり、気持ちよく歩いてますます元気が出ました。やっぱりご近所、地元はいいですね。
午後は、2つの支部の会議へ、どちらもほぼ同時刻なので最初だけと最後だけお邪魔させてもらいました。最初に顔を出した支部は、おもに女性党員のみなさんで、お茶をのみながら、共産党の活動を目いっぱいできなくて、選挙の結果も残念で、これからますます高齢になるし、病気のこともあるし、と悩みながらも「それでも、これからも自分にできることをやろう」とホンネを出してもらいました。
次のところの会議では、常連の皆さんのほかに、最近長野に越してこられた新メンバーの方と、ことし80歳を迎えられたお二人が見えて歓迎+お祝いの会。会議の最後の方に私が顔を出したとたん「では、県議会報告を・・・」と進行役が言うと「和田さんにお茶くらい飲んでもらったら」と合いの手を入れてもらい、和気あいあいのなかで9月議会を通じて阿部新県政のことや私の今後の抱負など聞いてもらい、「浅川ダムはどうなるか」「選挙はどうか」などなど質問攻め、でも、「出てよかった、」「やってよかった」という会議だったのではないかなと思いました。
10月19日(火)
定例宣伝でも「タスキ」

火曜日の朝は長野駅の定例朝宣伝。朝夕はちょっと寒いけど、昼はそこそこ暖かいと思って出かけたのですが、今朝は寒かったです。
私も、そろそろ宣伝で「タスキ」をかけようと思っていましたが、一足早く駅前に着いた佐藤久美子市議はちゃんとタスキ!さすがですね。
佐藤市議は米価下落と猛暑による米の品質低下のダブルパンチで一層大変になる米農家のことと、市民会館問題などを話しました。
中野さなえさんは、ますます反日的な暴挙の報道が流されていますが、その発端になった「尖閣諸島」の領有問題を。
そして、私は、先週14日に閉会した9月県議会についてです。一般会計で約120億円の補正予算の大部分は経済対策や緊急の雇用対策、さらに豪雨による災害復旧など、私たちも要望した必要な対策が盛り込まれているので賛成をしたこと。しかし、わずかとはいえ466万円余は、地方税の滞納者に対して徴税の強化につながる長野県地方税滞納整理機構に関わる予算でこの部分は問題があることを指摘したこと。そして、そもそも税金の滞納がおこっている要因は自公政権以来、各種控除の廃止、年金への課税、定率減税廃止などなど庶民大増税により、本来は非課税世帯であったり、年金生活の高齢者世帯に対しても課税されている問題や、課税対象になったために介護保険料や後期高齢者保険料の負担増など社会保障の負担も重くなってしまったこと、また非正規労働者やワーキングプア状態、失業など税金を納めたくても収められない状況に県民の暮らしが追い込まれているなかで税金を強制的に取り立てたり、差し押さえというようなことをすることを業務として強圧的に行うことは問題であり、むしろどうして税金を滞納しているのか、親身に支援することが大事ではないかと話をしました。
朝宣伝のあとは、栗田の党事務所で会議。
昼過ぎは「いま話題の長野市民会館」を会場に開かれた「長野県暴力追放県民大会」に出席しました。この市民会館はどうしても壊して建替えする必要あるの?と壇上の来賓席から客席側をマジマジと見てしまいました。
暴力追放は特に暴力団には市民の団結が大事ですし、暴力団を利用?!するなどもっての外です。長野県でも関係の条例化をすることが先日新聞報道されていたので期待したいです。
10月17日(日)
信州赤旗秋祭り

7人の県議トーク。1人4分で特徴的な話をまとめるのは厳しい・・・
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11月選挙の飯山市議選で立候補を決意した渡辺さんです。
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3年ぶりの、松本やまびこドームで開かれた「信州赤旗秋祭り」は3000人が集いました。
私は、朝から時間との戦いで「栗おこわのおにぎり」30個作って、ぱぱぱと支度して家を出て、安茂里・七二会のバス責任者としてバス出発地点の安茂里犀北団地へ・・・安茂里をぐるりとまわり、七二会で予定の皆さんに乗車してもらい「いざ、松本へ出発」秋の犀川に沿って19号で豊科IC経由やまびこドームへ。
会場についてから、「タスキ」をかけて「和田あき子」のノボリ旗を立てて七二会後援会のお店の販売員。「天然酵母の美味しいパンと七二会の花の蜜100%のはちみつ」と大声を張り上げて・・・・もしかしたら私はこういうのが向いているのか!と思うほどがんばりました。
そして、12時半「7人の県議のトーク」「来年の選挙の候補者紹介」と慌ただしく時が過ぎました。今日のメイン、井上さとし参院議員の講演が始まったところでようやくお役御免となり、井上さんのお話をお聞きしましょうと思いつつ・・・でも、お腹ぺこぺこで売店をめぐってまずお昼ご飯。まつりの空気のなか井上さんの声は聞こえるのに話の中身になかなか集中できず残念でした。
そして、帰りのバスにみなさん乗車するところで、またまた大変。私たちのバスで参加した人がくじ引きで特賞の「折りたたみ自転車」が当たり、大きな箱をマイクロバスに積み込むのに一苦労。どうにか帰りのお土産も人も乗ることができてよかったです。高速道路に入ったとたん、私は深い眠りに落ちてしまい、気が付いたら長野に到着。一日お疲れ様という顛末でした。
参加した皆さんから寄せられた感想は「井上さんの話で元気が出た。」「県議7人でがんばっていることがわかった」「聞いただけではすぐ忘れるから、話の中身をプリントしてほしい」などなど、いよいよ来春に向けて皆さんとご一緒に力を合わせてダッシュです。
10月9日(土)
長野県革新懇30周年
午前中は、あと半年後にせまった県議選に向けて現在作成中の個人リーフ用の写真を撮ったり、長野市の農業フェスタに出かけました。
実は、2年ほど前に九反交差点の陸橋が1998年の長野冬季オリンピックの道路整備で新しくなったとき、陸橋の階段に「ロードヒーティング」が装着され、雪が降ると雪かきしなくても融けるという「優れもの」であったのが、10年余の歳月で「ロードヒーティング」機能が壊れてしまい、改修して欲しいといわれても予算がないため放置され、裾花小中学校に通学する児童生徒の保護者が雪が降るたびに陸橋の雪かきをしていて、何とかならないかという話があったとき、建設事務所にかけあったところ、雪の時期だけ「電熱線の入ったパネルの設置」で問題が解決しました。それを思い出して、朝から陸橋下で写真撮りすることに。
すると、そこへ通りかかったのが・・農政部の某職員さん。ラフなスタイルで犬の散歩をして休日を過ごしているのをお見かけし、声をかけたら・・・「実は、セブンイレブンに長野県産の小玉リンゴ『しなのピッコロ』を置いてもらうことになったので、お店に行って確かめて買ってきたんです。」と休日も頭はマーケティングのことでいっぱいのようす。献身的な職員のみなさんの努力が報われるように、私も会う人、会う人に「セブンに一人でも食べきれる可愛い美味しいりんご『ピッコロ』があるよ!」と宣伝しました。

午後からは、長野県革新懇30周年の講演会に参加。そして夕方は国労長野地本の大会のあと、すでに国鉄民営化され23年経ちますが、国鉄からJR経営が変わるときにJRが国労組合員を差別し不当に採用せず、長きにわたって裁判を闘いようやく「和解」にこぎつけたことを受けて開かれた祝賀会に出席。でも、雇用確保まで、もう一つの壁がまっています。私の父も兄も国鉄労働者なので他人事ではありません。
いわゆる3公社5現業といわれた職場が「国鉄民営化」から「郵政民営化」までどれくらい壊され、どのくらい労働者の人権や権利が侵害され、どれほど国民の利益が損なわれたのか、検証しなくてはいけないのではないでしょうか。そして、行政改革の名の下で公務員たたき。労働者は官も民も団結して闘わなければ雇用もくらしも守れないのではないでしょうか。
10月7日(木)
農政委員会
委員会は3日間です。農政は今日と明日の2日間、林務は連休明けの来週火曜日1日だけです。
午前10時半から始まりましたが、農政部から9月議会への補正予算案や気候による農作物への被害状況はじめ各課からの資料説明は、お昼休みを挟んでほぼ1日かかり、今日は委員からの質問は1人しかできませんでした。
そして、議会終了後は久しぶりに共産党県議団での慰労会をしました。3月の予算議会も6月の定例会も参院選で多忙だったので「慰労会」ができませんでした。そして、今年2月まで約2年間でしたが県議団事務局で働いて、現在、しんぶん赤旗の記者W氏の送別会と、W氏の後任のSさんの歓迎会も兼ねての慰労会になりました。・・でも、残念なことにSさんの子ども(11ヶ月)が夕方熱を出したためSさんはキャンセル。
事務局と議員男性(3人、女性7人)で久しぶりの慰労会は、いつもそうですが・・・どんどん美味しいお料理を食べて、わいわいおしゃべりをする。楽しい会です。
私は、その慰労会の途中で失礼して、小林義和市議の事務所の決起集会兼親睦会に参加。こちらは、いまが盛んに出ているきのこをたっぷり使った手作り「きのこ汁」をいただきました。
やっぱり、食欲の「秋」!!幸せ
10月6日(水)
一般質問最終日

9月29・30日の各派代表質問に続き、10月1・4・5・6日の4日間は一般質問。そして、明日から委員会です。
一般質問最終日は各会派から提出された意見書の採決が行われます。私たち日本共産党県議団は「教育予算の充実を求める意見書」「児童福祉司の配置基準の見直しを求める意見書」「雇用創出のための基金事業の延長等を求める意見書」の3本を提案しました。「教育予算の充実を求める意見書」は、他の2会派の賛成討論もあり全会一致で可決されました。
私は、自民党県議団から出された「米価下落対策等の的確な実施を求める意見書」の賛成討論をしました。
討論は以下のとおりです。
議題5号 米価下落対策等の的確な実施を求める意見書(案)に対する賛成討論
生産者米価の暴落に歯止めがかからないまま、2010年産の新米が市場に流通し始めました。全農長野は今年の「概算金」を1俵60キロ、銘柄で若干異なりますが昨年より1800円下がって1万円前後としています。米の生産費は1万6500円から1万8千円必要とされています。このまま、米価が暴落すれば米作りは続けられない事態です。生産者は「米を作って米が食えない」「今年の生産資材の支払いができない」状態です。
長野県の米の生産目標数量は約20万6千トン=約340万俵 このうち全農長野を通じて流通するのが3分の1として約115万俵。全農長野の米の概算金は昨年より1俵で1800円下がるので、約20億円の減収が生じます。これはあくまで1等米での試算です。県内経済への影響もかなり大きいです。生産者にとっては年々農業生産額が減少して、生産意欲が持てませんし、戸別所得補償でも不十分です。米価下落に歯止めをかけるため国は早急に対策を実施して欲しいと思います。
そもそも、ここまで米価が暴落した要因は主食用米の「過剰」とされていますが、政府公表の期末在庫から見て「過剰」は約40万トン程度とのことです。これはおもに全農はじめ民間で抱えているもので、政府備蓄米は過剰ではありません。しかも、40万トンは国民の消費量でみればわずか18日分です。気候変動で、お米がいつ不作になるか分かりません。今年も春先の低温や夏の高温で収量・品質とも落ちています。
政府は昨年産米の過剰米による米価の暴落の対策を講じないまま、放置してきたことが問題ではないでしょうか。
さらに、民主党政権が戸別所得補償制度導入を理由に、需給調整や価格調整には一切かかわらないという立場にあることが、今年の米価の暴落に拍車をかけています。JA全中によれば、現段階で価格対策のために過剰米40万トン買い入れにかかる費用は約850億円と試算しています。これに対して、昨年より2000円前後米価が下落したまま戸別所得補償で補てんした場合には2000億円から3000億円かかるとされています。
また、水田の利活用のために、転作作物として、加工米、飼料用米や大豆・麦の作付けにたいする所得補償の拡充も必要であると思います。しかし、戸別所得補償制度を今年度からモデル事業ではじめたにもかかわらず、農業予算は昨年度2兆5千億円に対し、今年度2兆4千億円と減額しています。農業を守り、食料自給率50%を目指すと目標をかかげても、これでは本当にやる気があるのかと思われます。このままの農業政策、農業予算では農民は農業は続けられません。
よって、国においては米価の下落が続く現状を真摯に受け止め、米の過剰の対策や、麦・大豆等の生産促進、集落営農の促進、多様な担い手の育成等の政策を推進するよう求め、賛成討論とします。
10月5日(火)
本会議
阿部新知事との本格論戦の県議会は、先週29・30日に5会派の代表質問がおこなわれました。
日本共産党県議団は30日に石坂団長が代表質問をしました。
知事の政治姿勢をはじめ、知事が選挙中に掲げた公約を積極的に受けとめて、実効あるものにする立場から、
○ 「障害者の差別を無くす条例」の制定について
○ 「子どもの権利条例」の制定、「教育・子育て先進県の実現」に関して
さらに、長年にわたって県政で実現を求めてきた課題を前進させる角度で
○ 医療・福祉施策の充実について
○ 雇用の確保と地域経済の活性化、中小企業への支援策、中小企業振興条例について
○ 農業支援策について
そして、知事が掲げ、県民が期待しているが具体的な内容が不透明な
○ 信州型事業仕分けについて
その他、当面する重要な課題で
○ 浅川ダム問題について
○ 地方税徴収の共同化について
○ 県立短期大学4年制化について
○ 平和問題について

具体的な課題で質問をし、知事から前向きな検討をしたいという答弁もありました。今後は、さらに積極的に個々の課題で、多くのみなさんと共同を広げながら実現を目指して取組みを進めたいと思いました。
一般質問は、10月1日に小林伸陽県議、藤沢のり子県議、そして今日は備前光正県議がしました。(詳しくは県議団ホームページヘ)
私は、今回の県議会で質問はしませんが、明日は「米価下落対策等の的確な実施を求める意見書(案)」の賛成討論をします。
今朝は、長野駅で中野さなえさん、阿部こうじ市議と定例の朝宣伝をしました。
中野さなえさんは、昨日、国会で志位和夫委員長が尖閣諸島問題に関して、日本の領有は歴史的・国際法的に正当であると会見をした内容を詳しく話しをしました。また、事務所スタッフが尖閣諸島問題のチラシを配布しました。関心が高くチラシの受け取りは良かったようです。
10月3日(日)
しんぶん赤旗囲碁・将棋大会
しんぶん赤旗が主催し、日本棋院・日本将棋連盟の後援をいただいて、開催されているしんぶん赤旗囲碁・将棋大会の北信地区大会に、北信各地から120名近い皆さんにご参加いただきました。
1963年から囲碁・将棋ファンの要望にこたえて「初心者から強豪まで、だれでも参加できる」をモットーに開かれて今年48回を数えます。
私は今年の北信地区大会の実行委員長を仰せつかりました。赤旗名人・新人王戦目指して、日ごろ精進された力をいかんなく発揮し、1日存分に対戦を楽しんで欲しいとあいさつをしました。
毎年の常連・ベテランに混じって、小学生になって始めてすでに4段という小学4年生の参加者も張りきっていました。その彼のほかにも将来が楽しみな小学生参加も多く、もっぱらテレビゲームだけでなく囲碁や将棋の愛好者が増えて欲しいと思います。
囲碁・将棋大会のあいさつを挟んで、朝から昼まで昨日から始めた我が家の稲刈りもがんばりました。天気は下り坂でしたが幸い雨にたたられずに今年の稲刈りは無事終りました。(筋肉痛が残りましたが・・・)
午後4時からは地元の七二会9条の会で、先月開いた「日本の青空」上映会の反省会と午後5時からの共産党の会議でした。