教員採用および管理職昇進人事に関し、県教育委員会へ申し入れ
7月31日、県教育長に対し、公正な教員採用および管理職昇進人事に関する申し入れをしました。
2008年7月31日
長野県教育長 山口利幸 様
日本共産党長野県委員会
委員長 今井 誠
日本共産党長野県会議員議団
団長 石坂 千穂
公正な教員採用および管理職昇進人事に関する申し入れ
教員採用および管理職昇進に関わる汚職事件が日本中に衝撃を与えています。
長野県においても、長年にわたり、教員採用選考にあたり、国会議員や県会議員らのはたらきかけを受け、合否結果について「事前連絡」を行なっていたことが明らかになりました。県教育委員会は「不正はない」と説明していますが、「事前連絡」の事実だけでも、公正であるべき教員採用がゆがめられていたことに、県民の怒りが広がっています。
日本共産党長野県委員会と日本共産党長野県議団は、県民の信頼を裏切り、日々真摯に教育実践している多くの教職員の誇りを傷つけた今回の事件を契機に、長年の悪弊を断ち切り、公正な教員採用・昇進制度への改革で県民の信頼を回復するよう、次のことを申し入れます。
記
- 次の項目について、過去10年間の教員採用にかかる働きかけの実態調査を、関係者すべてに実施し、その結果を公表すること。
(1) 口利きや採用働きかけの人数
(2) 相手が議員や政治家関係者・その親族か、教員関係者か、それ以外かの別
(3) 議員や政治家関係者・親族の場合は議員・政治家の氏名
(4) 合否結果を事前に知らせた相手先
(5) 働きかけの対象となった受験生の合否結果
(6) 金銭・物品などの授受の有無
- 調査結果を踏まえ、今後のいっさいの不正を許さない措置をとること
(1) 改善チームは「身内」の教育委員会関係者だけでなく、教育委員会以外の部署や県庁外の人材も入れて徹底的な改善を図ること
(2) 16項目の改善のほか、2次試験の面接や実技の評価表、小論文の判定基準を公表し、受験成績全体を受験者に開示し、受験者の側からもチェックできるようにすること。受験結果の記録を5年間は保存すること。
- 管理職昇任人事についても、これまでに不正が無かったかを調査し、公表すること。また、管理職の選任基準を明確にし、試験制度の導入や選考結果の公表などをはじめとする透明化などの改善をはかること。
- 大分県でも、教員の正規採用枠が減り、「狭き門」となって競争が激化したことが汚職事件の原因のひとつと指摘されている中で、「非常勤講師」「臨時採用教員」等の多い長野県でも、正規採用を増やすとともに、長年低賃金や不安定な身分でこども達に向き合っている非正規雇用の教員を本採用するよう配慮すること。
以上
7月27日(日)
雷鳴とどろくなかで「あべ市議」を囲むビアガーデン

人なつこい2匹の猫ちゃん。白い猫が私のひざで寝てしまいました。 |

夏恒例8回目のあべ市議のビアガーデン。雨にもカミナリにも負けず盛り上がりました。 |
月末の日曜日、朝ごはん前に日曜版の配達で汗を流し、昨夜の残り湯で行水をして、出発。
午前は更北地域の支部の会議に参加。そういえば、この支部の会議に来たのは予算議会の最中でした。県の事務事業の見直しで「希望の旅」廃止について「私たちががんばって実現した事業なのに」と継続をして欲しいという話をして以来でした。私から先日行われた日本共産党第6回中央委員会総会や党創立86周年の記念講演などを中心に6月県議会についても話をさせてもらいました。支部では総選挙の得票目標1,000票!!党員町長の木曽町の得票目標にも匹敵する!!と、長野市の有権者急増地でどう取組むのか…など、ちょっと気の遠くなりそうなこともありますが、支部で迎えた新しい党員の歓迎会も兼ねて「つどい」の計画などお楽しみ企画もあり、私は次回も参加したいと思っています。
午後は6月に亡くなられた同志のお宅に伺いました。ちょうど49日を過ぎたところだそうで、私はご家族といままで親しくお話をする機会がありませんでしたが故人の思い出など話がつきず、1時間くらい話し込んでしまいました。その間に、春先に生まれた猫たちが人なつこく寄ってきて、最後は私のひざで眠ってしまいました。…外でカミナリがゴロゴロ鳴り出したのを機においとましました。
夕方から、今年で8回目「あべ市議」を囲むビアガーデンへ。川中島に向う途中はすごい雷鳴がとどろいて、雨もはげしく降っていました。こんな雨・嵐のなかで準備をした地元の方たちに感謝しつつ、楽しいひとときを過ごしました。
7月26日(土)
連日衆議院予定候補と行動

25日(金)午前中は信州新町のお茶のみ懇談会。午後は信濃町で訪問活動と長野2区の小選挙区候補、きしの正明さんと一緒に行動しました。きしのさんも真っ黒に日焼けして、連日猛暑に負けずにがんばっているのが一目でわかります。
信州新町の越道という地区でお茶のみ懇談会をしました。会場のTさん宅のお茶の間に11戸の集落で6戸から8人の方が集まってくださいました。一人暮らしのおばあちゃんがほとんどです。みなさんひざが痛いとか、腰が痛いとかいいながらも畑仕事をしているようすも生き生きと話してくださいました。「くらしは大変だけど、国はお金がないというからしょうがない」のではと半分あきらめ気分でしたが、きしのさんが丁寧に税金の無駄遣いや財源の話をしてわかってもらいました。
午後の信濃町は中村町議と荒井賢蔵さんと合流しておもに、荒井さんのつながりのある方のところをまわりました。荒井さんが農業一筋に地域でがんばっていることが地域のみなさんから強い信頼を得ていることがよくわかりました。そして、きしのさんがあいさつすると「えっ、総選挙になったの?」と聞いてくる人もいました。
解散は福田総理が決めることですが、今はいつ解散になってもいいというがんばりをするときですね。
26日(土)は、山口のりひささんと午前は地元七二会で宣伝、訪問活動。午後は安茂里の「暮しと政治を語るつどい」に参加しました。
7月23日(水)
高校三者面談―団会議

社会保障費の年2,200億円削減撤廃の決議について |

新しい「のりちゃん」グッズ、試作品です。
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毎日時間に追われて過ぎていきます。
今朝の定時朝宣伝は安茂里駅。あべ孝二市議は京都へ浅川穴あきダムの模型実験の見学に行ってしまいましたが、いつも安茂里駅の宣伝は地域の支部からチラシ配りに来て一緒に行動してくれるので、一人さみしい宣伝ということはありません。
都合で午前中に夏休み前の高校の三者面談を先生にお願いし、先生に調整していただきどうにか無事に三者面談ができました。
その後、松本で団会議。それぞれ担当委員会の現地調査などの日程が詰まっているなか、日程のやりくりも大変ですが、大分県で発覚し大問題になっている教員採用への議員の口利きに関連して、県議団として教育委員会に申入れをすることなどを決めました。
夕方からは県議団と中信地区内の介護施設の組合の皆さんとの懇談をしました。介護施設で信じられないような施設長のひどい不当労働行為の実態をお聞きして唖然としてしまいました。施設長自身が問題のある人であると思いますが、介護保険制度の改悪で施設経営が厳しくなっていることが、施設長をさらに追い詰めていることになっているのではないかと感じました。
家に帰ると、県医師会から「社会保障費の年2,200億円削減撤廃の決議について」という決議文が届いていました。去る7月19日に開催した県医師会の第90回臨時総会で、地域医療崩壊阻止のための国民運動の一環として、総会参加全員の総意により、社会保障費年2,200億円削減撤廃を求める決議を採択した。力強い表明がされていました。7月15日の新聞広告にも驚きましたが、医療を守りたいという必死の覚悟が伝わってきます。私たちも今まで以上に運動を広げたいと思います。
7月20日(日)
後期高齢者医療制度への怒りは広がっています

暑中お見舞い申し上げます。 (撮影地:茅野市)
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梅雨明けの炎天下、毎週定例の長野駅昼宣伝をしました。ものすごい暑さの中で、通行人は少しでも早く日陰に逃げ込みたいと足早に過ぎていくのに、私たちは「後期高齢者医療制度廃止署名にご協力ください」と呼びかけると「私も書いていく」と足を止めて次々と署名をしてくださいました。
署名・宣伝行動に参加した共産党事務所スタッフは「佐藤久美子長野市議は浅川穴あきダムの模型実験の話。和田県議も伊那や飯田のダムの話を中心に訴えているのに、後期高齢者の署名する人が多く、怒りが広がっていると感じた。」と感想を言っていました。自・公の方々は制度をわかってもらう努力が足りないとか、若干の手直しは必要などと小手先でかわそうとしても国民は本質を見抜いているのだと思いました。
村井知事の消費税増税発言
全国知事会議で村井知事が「消費税引き上げの明記」を積極的に提起したことが、7月19日付信毎で報道されました。村井知事は知事会の中でも消費税増税の強硬派として役割を果たしているようです。 この記事を読んで、前から知事が消費税増税の立場で発言を繰り返していることもあり、消費税が安定した財源で公平が保たれるという認識に、県民がどんなに大変な生活をしているのか、本当にわかって欲しいと思います。消費税は生まれたばかりの赤ちゃんから、爪に火をともすように年金生活しているみなさんや、低所得でぎりぎりの生活をしている人たちだって、衣食住のすべてに消費税がかかって、弱いものいじめ、不公平な税だということははっきりしているはずです。
村井知事いわく「お金のある人はたくさん買い物をして、多くの消費税を納めている」本当にそんなこと考えているのですか?
社会保障財源をいうなら、まず大企業や大資産家へのゆき過ぎた減税をやめ、応分の税負担を求めるのが先です。現に大企業は消費税を1円も負担しない最悪の不公平税制になっています。国民を欺くようなやり方で消費税増税をしようなんて許せません。
7月18日(金)
戸草ダム予定地視察
ダム建設予定地
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戸草ダム予定地を調査する山口のりひささん |
国が天竜川の支川、三峰川(みぶがわ)に計画をしていた戸草ダム計画について、国が見直し・・事実上のダム中止を表明したことで、伊那市長などから「ダム建設を」と再度、国や県に陳情されています。そこで、戸草ダム計画地がどんなところか。また、伊那市長などから治水対策をどうするのかといわれているように、三峰川の洪水などについて現地視察をしました
現地調査には、山口のりひさ北陸信越比例候補はじめ、5区の三沢よしおさん、伊那市議団、旧長谷村の方々が参加。視察の計画は急きょ決まったのですが、国土問題研究所の奥西先生や中川事務局長もかけつけてくださいました。
私は、14日から16日まで委員会で南信現地調査でしたが、18日の戸草ダム調査のため、17日夜の事前学習会も計画し前泊で伊那へ行ってきました。
三峰川は昭和34・36年の大洪水で犠牲者を出したことから美和ダムも建設されています。(
フォトアルバムのページに写真があります)私も美和ダムまでは何度か行ったことがありましたが、戸草ダム予定地やその上流までは行ったことがなく、今回はじめて行って予定されたところが深い谷になっていることや、土砂が出やすいところだということ、また最近上流の船渡沢で大規模に地すべりがおこったことなどからダムができてもすぐに堆砂で埋まってしまうのではと思いました。
地元の方々は三峰川の洪水の歴史など詳しく説明していただき、洪水の被害を防ぐ治水対策の必要性があることもわかりました。
今回の国の計画の見直しについて、関係自治体や住民に説明がされていないこともあり、突然の方針転換に伊那市長などが抗議をしているのであり、国は今後の治水・治山なども含めて説明をして欲しいと思います。関係者の意見を聞きながら、前向きに提案していくことも必要だと思いました。
7月16日(水)
日本共産党長野県議団が、政務調査費の運用改善に関する申し入れを行いました。
2008年7月16日
長野県議会議長
下 崎 保 様 (*)
日本共産党県会議員団
団長 石 坂 千 穂
政務調査費の運用改善に関する申し入れ
長野県議会では、議会各会派の話し合いと協力のもと、様々な議会改革に取り組み、政務調査費についても、全国に先駆けてのマニュアルの作成や領収書を添付しての全面公開に踏み切るなどの透明性を高める努力を重ね、全国の議会改革の流れにも影響を及ぼしてきたと自負するところです。
しかし、2006年度・2007年度の報告中、一部に、不適切な領収書の修正・改ざんの事実が報道され、大変残念です。
現在、税金の無駄使いを許さないという県民の厳しい目は、当然のことながら、県当局にとどまらず二元代表制の一方の側である議会にも向けられています。
私たち日本共産党県議団は、今改めて、県民に納得のいく政務調査費の運用の、よりいっそうの改善に努めることが必要になっていると考えます。
言うまでも無く、政務調査費は会派としての調査活動に使用するものであり、政治活動や後援会活動との境目が不透明にならざるを得ない「地元事務所」や議員個人の政治活動との按分の廃止を含めた再検討も必要な時期に来ていると考えます。
早急に、県議会自身が政務調査費の運用のいっそうの改善について真剣に検討することを強く申し入れるものです。
7月15日(火)

飯田、松川ダムの再開発事業で建設中の排砂トンネル呑み口
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南信現地調査2日目は飯田建設事務所、下伊那南部建設事務所、下伊那地方事務所、松川ダム管理事務所の管内調査です。調査の前にお受けする市町村長からの陳情も1市3町11村から永年の懸案の要望が寄せられました。
現地調査は、松川ダム貯水池内の堆砂対策などでダム湖の上流から1417mのバイパストンネル等、予算162億円でされているところから始まりました。
ダムの次は、街路事業、羽場大瀬木線の道路です。写真は完成予想の橋梁部分です。平成14年から22年まで事業費57億円…。
燃料の高騰で全国20万隻の漁船一斉休漁のニュースが報じられ、緊急に対策をしてほしいと思います。日本の食糧自給率を上げるには農業はもちろん、漁業も視野に入れた対策をすることが大事だと、今回の一斉休漁は教えているのではないでしょうか
7月14日(月)

駒ヶ根市から中川村にかかっている中田切橋です。
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今日から3日間、委員会の南信現地調査です。
今日は上伊那です。午前は伊那合同庁舎で関係市町村長から陳情を受け、建設事務所と地方事務所から概況説明。
午後から建設事務所の案内で五カ所の現地を見ました。国が老朽化する橋梁の長寿命化の方針を出したことで、今までなかなか予算が厳しく対策が遅れたところに光があたりはじめました。そのせいとは言えないかもしれませんが、今日は五カ所中、3カ所が橋です。正確にいえば、道路の視察になっていたところも橋の部分だったので四カ所が橋でした。
限られた予算で何を優先するのか…一時的な計画でなく道路や橋梁などの修繕維持予算の確保をと思います。
7月12日(土)
カエルネットとおりづるプロジェクト!
午前中は明日投票の千曲市議選の応援。定数を6名もオーバーする立候補で迎えた最終日、宣伝カーの音量も大きくなって各派がしのぎを削っての大激戦。私も照りつける太陽の下、ハンドマイクをかついで路地裏から訴えを続けました。
午後は先月の第2土曜に続いて、日本共産党と一緒に日本をカエルネットの青年・学生と一緒に長野駅前で「あなたのホンネきかせて!」のシール投票と、8月に迫った広島の原水爆禁止世界大会の参加者に託す折鶴を折ってもらう、題して「おりづるプロジェクト」の宣伝行動をしました。
「あなたのホンネ聞かせて、シール投票してみない?」とか「おりづる一緒に折って、広島・長崎の原水爆禁止世界大会に届けます。平和への思いをこめて」と若い人たちに呼びかけてると、おりづるコーナーは次々と鶴を折る人の輪が出来ました。
つるの折かたがわからないという若い男性諸君も「自分、小学校のころに折ったことあるんだけど・・」「だんだん思い出してきた」など楽しい会話も弾みました。そして「戦争や核兵器にお金を使うくらいなら、もっと大事なことに使って欲しいよね」と「本当にそう思う」と真顔で答えが返ってきます。自称、ミュージシャンさんはつるを折る紙に「平和 反戦」と書き込んで、慣れない手つきで教わりながら折ってくれました。一羽一羽にこめられたみんさんのつるをカエルネットから世界大会に参加する方に託します。ちなみにおりづるプロジェクトは全部で21万羽を目指しています。ご協力いただける方、歓迎します。
21万羽おりづるプロジェクトとは
http://www.antiatom.org/youth_rally/0321/
7月10日(木)
第4回長野県地方自治政策課題研修会
9日閉幕した洞爺湖サミットは、「地球温暖化、原油・食料価格の高騰、金融市場の問題が人々の生活に影響を与えるなかで開かれた、きわめて重要だった」と福田首相は議長の総括でサミットの重要性を強調しました。だからこそ、G8が協調して実効のある対策を示すことに世界各国が期待をしていたのに…。
実際のところサミットでこれという成果があったとは思えない結果でしたね。G8で温室効果ガスの排出量削減目標で2050年までに50%削減で合意というが、中期目標も定まらず、主要排出国会議では途上国側から先進国の「歴史的責任」を指摘されたというのですから、危機的な現状認識が甘く、あいまいなことでお茶を濁して終わりになってしまったのでしょうか。
そして一刻の猶予もないところまできている投機マネーを規制して原油・食料の高騰を抑制する問題でも打開策を示せず、議長国としてのイニシアチブをとれなかった日本政府の責任が問われます。起死回生を目指した福田内閣の危機打開も同様でしょうか。
一方、長野県議会は第4回地方自治政策課題研修会を開催しました。毎年(昨年は出来なかったと思います)県議会で研修会実行委員会を立ち上げ、時々にふさわしい課題を取り上げて講演をお聞きするなどして研修しています。
今年は、お二人の講師をお招きし2つのテーマの研修をしました。
講演は
1)「議会改革と議会基本条例」と題して 大森 彌(わたる)東京大学名誉教授のお話と
2)「地域医療を元気にしたい」と題して 福山 智子(株)フェーズワン代表取締役社長のパワーポイントを使っての講演でした。
大森先生はソフトな語り口で中身はかなりの辛口!(大変面白い)少しも眠くならずあっと言う間に時間になってしまいました。
議員本来の活動がどうあるべきか、調査研究をし、政策提言や企画立案をどんどんするべきというのは身につまされます。そして、「質問はよく知っていることを聞きなさい。」「わからないことは十分に調べてから聞きなさい。」・・・これは現地調査活動にも言えることだと説得力あります。
共産党県議団はいままでも積極的に提案型の活動をしてきたと思います。自分はまだまだと反省しきりです。
7月6日(日)
みんなで長野市政を考えるつどい
長野市のお隣、千曲市の市会議員選挙が今日告示され、13日投票で始まりました。定数24に対して30名の立候補。多数乱立の大激戦です。そして、共産党は前回3名を目指し2議席でしたが、今回の市議選で3名をふたたびめざします。私も微力ではありますが、選挙の出発式で候補の激励をさせていただきました。
定例の日曜昼宣伝は、午後から長野市政を考えるつどい準備のため市議のみなさんは長野駅前に来られず、共産党の事務所スタッフ3名と一緒に・・・いつもよりかなり細々と宣伝しました。
長野市政を考えるつどいは開場狭しと100人近い参加者でいっぱいでした。次々開場から手があがり、長野市政の問題点が出されました。そして、長野市政分析を共産党市議団が総力をあげて作成したパワーポイントでの報告がされました。私は浅川ダムの問題を報告しました。
7月5日(土)
山崎久雄元県議を囲んで
県議会は昨日(4日)に閉会しました。国が特別支援教育としていろいろな障害がある児童・生徒に特別の支援が必要としていままで十分な支援をしていなかった発達障害などについても教育的に支援するということだと思うことが、どこでどう取り違えられたのか、いろいろな障害を一緒に教育するというようなことが長野県でされようとしている感じです。
例えば、養護学校の児童・生徒が急増して教室など学校施設が足りない問題の解消の方法として、逆に児童・生徒が減少している盲学校・ろう学校の再編で乗り切ろうというやり方にたいして、6月議会に、視覚障害者協会や学校関係者から「盲学校は視覚障害者を主とした学校として残してほしい」という請願がだされていました。
請願の審査をした文教委員会では請願の紹介議員になった会派がどうしたことか継続に賛成しましたが、結果は4:3で可決されました。2日の文教委員会から4日の本会議までの間に、本会議で採決に持ち込むことに対して継続の動議を出す動きがありました。私達はそんなことをやれば委員会軽視になり、委員会の結論が気にいらなければ数の力で無理やり覆すことになり、納得できないという立場から、動議が出されれば質疑をするし、採決になれば賛成討論をする予定で4日の本会議に臨みました。
結果は、継続の動議が出されることもなく、委員会で4:3だったものが本会議では全会一致採択となりました。私には、その間に何があったのか知る由もありませんが、結果良ければ・・・という顛末になりました。
今日は、共産党県議の草分けとしてがんばってこられた、山崎久雄元県議を囲んで山崎さんの今日までの生涯を本にしようという集まりがありました。今年83歳になられた山崎さんは私が生まれるころには共産党の長野市議としてがんばっていました。資料もエピソードも膨大にあるなかからつくり出される本が今から楽しみです。
7月3日(木)
国の逆立ち・・雇用促進住宅廃止の方針!!

先週末に信濃毎日新聞に記事が載ったことで、急きょ関心が高まっている「雇用促進住宅の廃止方針」。昨日までの建設委員会でも入居者が住居を失うことがないよう求めて質問をしましたが、今日は山口のりひささんや野々村ひろみ、佐藤久美子、原田のぶゆき市議と一緒に真島の入居者を訪問してお話をお聞きしたり、雇用促進住宅の運営をしている独立行政法人「雇用・能力開発機構長野センター」に伺いました。
入居されている皆さんは平日の昼はほとんどが仕事に行って留守ですが、それでも10世帯くらいの方からお話をお聞きすることができました。
入居者に先週、住宅の運営側の雇用・能力開発機構から、「定期借家契約」の満期がくる世帯から契約更新はストップする。国の「独立法人整理合理化計画」で雇用促進住宅の廃止は決まったのだから早く退去してほしいという内容の通知が突然届いたので、子育て中の若い方も「ようやくここに入居できてよかったと思っているのに、この先どうすればいいのか」と困り果てていたり、また別の方は、自分に届いた通知の内容がよくわからないということが訪問してお話をしてわかりました。ただの紙切れ1枚で何の説明もなしに入居者に退去を迫る国の姿勢に怒りを覚えました。
午後から雇用促進住宅の運営をしている独立行政法人「雇用・能力開発機構長野センター」に伺いましたが、本来業務の雇用促進のための職業能力開発の仕事のほかに、促進住宅の廃止のための業務が、しかも市町村が入居者付で促進住宅を受けてくれるかどうか8月までに結論を出させるように、行革が進まないことに業を煮やした担当大臣の強行姿勢に翻弄されていることがわかりました。「実は、雇用・能力開発機構そのものが今年度で廃止の方針ですから…」といわれ、非正規雇用が増え、派遣労働者を正規雇用にとがんばって欲しいところがばっさりと切られるというのはどういうことか!国のやる行革は逆立ちしています。早く国政を国民本位に転換しなければと痛感します。
7月1日(火)
ガソリン…1リットル184円!!
新聞の1面に「7月からの主な値上げ」の記事。ガソリンにはじまり、食料品から電気・ガスなどなど、こんな値上げラッシュで生活を直撃されたのでは、個々人の生活防衛策だけではしのげません。世界的な原油高をあおっている投機マネーを規制するために、間もなく開かれる洞爺湖サミットで実効ある対策を打ち出して欲しいです。
しかし、投機マネーの規制だけでどうにかなるものでもないので、国は緊急に物価高騰を年金や生活保護に反映して対応して欲しいです。
建設委員会の2日目、私は
○雇用促進住宅が国の方針で廃止の方針がでて、新たな入居を停止していること、現在入居している皆さんの契約更新がされないことによって、入居者が住居を失うことがないように県としても対策を求めました。
○現地機関見直しにかかわる行政審議会での主な意見で、砂防事務所については現行3所は必要であるが、建設事務所との機能分担を考える必要があるということもいわれているなかで、現場の実情を一番知っている現場の意見を聞き審議会や現地機関の再編にいかすよう質問。
その他、橋梁長寿命化修繕計画について質問。
そして、最後に浅川の関連で質問しました。
特に、6月上旬に浅川改修期成同盟会総会で浅川下流域の赤沼区長が「内水対策は具体的にいつからか示して欲しい」と発言されたことを紹介しながら、内水対策や排水機場の能力アップを早期に計画するよう質問しました。
しかし、部長は「まず、外水対策。外水対策がされたのち内水対策をする」と答弁。つまり、ダム建設が終わってから、内水対策をするということで、それは、現時点では何もしないということになります。私は、「外水による被害はおこるかどうかわからないが、内水被害は毎年のように実害が発生している。まずは内水の対策を具体化するべき」と主張しました。
私のあと、西沢県議や服部県議も同様の質問をしました。ダム建設では意見が分かれていても、内水被害にたいする認識は同じであり、それこそが先に対策すべきゆえんではないでしょうか。…内水被害をなくして欲しいという切実な県民の声を県はどう考えているのか。それで、県民の生命・財産を守るためなどの大儀を振りかざして「穴あきダム」建設はおかしいです。