12月27日の活動
2018.12.27
昨日、長野県に対して公文書一部公開決定処分に対する取消請求の裁判を提訴しました。
???これだけでは、何のことやら・・ですね。
大北森林組合補助金不正事件(7年間にわたり補助金が14億5千万円不正に森林組合に支給された)が発覚・公表からすでに4年。
この間、真相究明に取組んできました。
残念ながらいまだに真相にたどり着いていません。
県は、不正支出した補助金返還を国に求められ一昨年9月に8億円と国から制裁金3億5千万円科されました。
すでに国に返還済み。この3億5千万円について、県は法的課題検討委員会を設置して、森林組合と元専務、さらに現地機関の県職員11名に損害賠償請求ができると結論を出しました。
現地機関職員11名に最大1億5千万円の損害賠償。
知事の検討を経て監査委員に最終的な結論を求め、450万円余の損害賠償になりました。
その、結論を導き出す際、11名が監査委員からのヒアリング、そして弁明書や添付資料を提出しました。
現地機関職員の不適切な補助金の扱いは許されませんが、県からの予算消化のプレッシャーなど、真相究明の手がかりを求めて、共産党県議団を代表して私が公文書公開請求をしたところ、277枚の公文書のほぼすべてが「黒塗り」のり弁状態で出されました。
この処分に不服があれば審査請求ができ、行政訴訟によって処分の取り消しを求めることができるとされています。
今回の裁判は、情報公開請求人=私が原告です。
厳しい闘いは続きます。
ご支援よろしくお願いします。